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ガルンガンの日常

バリ人にとって日本のお盆のような「ガルンガン」は1年に平均して2回あります(バリ暦に従うので、毎年まちまち)天界からご先祖様が地上へ戻ってくるのですが、この準備がかなり大変。

男性陣はペンジョールを飾り、

朝早起きして、ソウルフードであるラワールを作ります。小さい頃からやっているの男性陣、包丁さばきはお手の物。ヌガラでは、ココナツメインの胃に優しいラワールクルンガーが名物です。

葉っぱに包まれたこちらはトゥムといい、小刻みにした豚や鶏の肉やレバー、独特のスパイスを組み合わせて蒸します。一般的なワルンではなかなか食べられるところがないのですが、これがすごーく美味しいんです!

女性陣はバンタンといって、神様に捧げる数々のお供え物を作ります。これが1種類に留まらず、半端ない量…。中に入れるものの向きとかもあって意外と細かい。田舎では出来る限り最初から手づくりし、3日ほど前から準備が始まります。

道端でよく見かけるお花のものは日常的に捧げるシンプルなチャナンで、バンタンは豪華版といったところでしょうか。

バリ人が祭事にお金のかかる理由はこのバンタンにあるといっても過言ではなく、皆数々ある祭事の工面に一苦労しています。祭事にお金がかかりすぎるからバリ人は成功したり、金持ちになれない、と嘆く人はバリ人にもいます。

でもこれがなくなると、バリ島はもはやバリではなくなる…。

南国リゾートのバリ島ですが、バリヒンズーの人々は今もこういった伝統や宗教行事をとても大切にしているため、現代的な生活とのバランスの取り方に難しさを感じることもあるようです。

ガルンガン当日は朝早くから正装し、自宅にある家寺、そして所有の土地や村のお寺をまわってお供え物を捧げ、お祈りをして回ります。1日に迎えたガルンガンは、11日のクニンガン(ご先祖様が天界に帰る日)まで続きます。

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祭事のつづくバリ島

3月28日のニュピはバリヒンズーの新年というお話をしましたが、4月5日はガルンガンでした。ガルンガンはご先祖様が冥界から地上に帰ってくる、日本でいうならいわゆる迎え盆。お見送りする10日後のクニンガンまで続きます。

ウク歴とサカ歴の組み合わせなので、こんな風に大きな祭事が重なってしまう時があるんです。盆と正月が一緒に来たよう、とよく言いますが、バリ島では本当に来てしまいますよ(笑)。

ガルンガンを過ぎると、暦の良い日が1ヶ月ほどなくなります。そのため、ニュピ〜ガルンガンまでの間に他の小さな祭事もなるべくやってしまいます。結婚式から葬式、小さな家庭の祭事もどどん!と一気にやってくるので大忙しです。プトゥ家も例外なく、お兄さんのお家でガルンガン前に儀式がありました。家の改良が完了した儀式だそう。

お供え物にお顔がついていてかわいい…。

珍しく3人が揃いました♪左よりナガ、ゲデ、プトゥです。

そしてガルンガンは、実家のあるヌガラにて迎えました。

この飾りはペンジョールといい、冥界から地上に戻ってくるご先祖様を迎える目印。都会では職人が作った豪華なものを買うお家も増えましたが、ヌガラでは今もほとんどの家で手づくりしているとのこと。小さくても気持ちがこもっているんですね♪

プトゥもはりきってペンジョールを作りました。稲のお米がついているのは「実りがありますように」の意味だそうです。


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