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遺言からの儀式

いつのまにか先月の話になってしまいましたが、プトゥは実家の家寺の儀式があるということで帰省。

午前中にお祈りを終えたかと思ったら、「まだあるわよ!バビグリンにお祈りするから!」と言われ、おしゃべりしながら待ちの構図。なんでも今日はマンクー(僧侶)が3名も来るとかで。

「なんで2回もお祈り?」「豚料理に祈る??」「今は誰待ち?」など??だらけ。隣の義兄のお嫁さんも「あっちの祭壇に祈るらしいけど、私もなんのことだかよくわからない」。エッ Σ(・ω・ノ)ノ バリ人もわからないの?

多分3時間はこんな感じで待ちました。最後の方はさすがのバリ人も少々待ち疲れ(笑)。

夕方2度目のお祈りには本当にバビグリンと、数名のマンクー(僧侶)がゆかりゆらりと登場。

実はプトゥの実のお母さんの遺言がありまして(詳しくはこちらご一読)。遺言とはいっても、死後にイタコ的なバリアン(呪術師)に呼び出してもらい語った遺言です。亡くなったのはうん十年前だけど、語ったのは2年前。

「子どもたち大きくなり成長した姿で集まって、バビグリンを振る舞う姿が見たい。」

というわけで、実のお母さんの息子3人(でも一人はなぜか来ず)とお父さん主催で行われた儀式。考えてみれば確かにプトゥ以外の異母兄弟、ましてやそのお嫁さんには関係ない話かも。でも、みんな参加するこの優しさ。

終わるとバビグリン食べ放題ლ(´ڡ`ლ)

プトゥは実のお母さんの願いを叶えることができて、気持ちがすっきりしたようです。


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バリヒンズーの暮らし

バリ島が神の島といわれる所以は、自然崇拝とインドからの流れのヒンズーが結びついた独自信仰である、バリヒンズーの信仰への厚さにあります。ウブドやホテルのショーで見られるバリ舞踊やガムラン音楽は、本来神様に捧げる奉納芸能です。

バリヒンズーには独自の暦があります。この暦に従って、様々な神事がバリ島各地の寺院や家々で行われています。日本でいうなら大安や友引などの、何かを行うのに良い日、控える日なども決められており、日本以上にこういった暦をとても大事にしており、そのために仕事を休むこともあります。

バリヒンズーは多神教で、神様はあちこちにいます。ヒンズー由来の神話に出てくる神もいれば、木の自然に宿る神や豊穣の神など、数え切れません。神道のように八百万の神がおり、家の土地一つ一つに守り神がいるとされ、ご先祖様も奉ります。

善と悪は一つの中で表裏一体で、神様だけでなく、悪霊にもお供え物を捧げて鎮めます。お供え物の種類は数え切れず、僧侶や高層に一緒に依頼をすることが多いので、一般のバリ人で全てを理解する人はほぼいません。

インドネシア人全般に言われることですが、子どもをとても大切にします。レストランやお店ではしゃぐ姿を怪訝な目で見る大人はいません。以前は日本と同じように、家を守っていく男児が好まれましたが、今はその感覚も大分薄れました。子どもが生まれると最初の半年〜1年間は子供のための祝い事が忙しく、この祭事に飛んでゆくお金は、日本人が聞いてもびっくりすると思います。

よくいわれる呪術師の「バリアン」は、ヒンズーの考え方に基づきはしますが、バリヒンズーとは少し異なります。必ずしもマンクーといわれる僧侶とは限りません。病気を直す医者的なバリアンからイタコのようなバリアン、雨を降らせたり、止めたりするバリアンもいます。何かよくないことが続くと解決を求めてバリアンにいくのは、日本よりずっと日常的です。スピリチュアルは日常的なものです。

因果応報(カルマ)は日本では悪いことだけに例えられますが、よいことをすればそれもいずれわが身に返ってきます。その期間は気長で、インスタントなカルマもあれば、数年後、数十年後、あるいは子孫の代に戻るものもあるとされています。

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年末年始は少しご注意を

今年の年末はちょっとスペシャルで、バリヒンズーのガルンガン&クニンガンと被ります。

ガルンガンの開始が12/26。そこから10日後の1/5がクニンガンです。観光業にあまり関係のない一般のバリヒンズーの人たちは、すでに準備で忙しい。しかも今日はプルナマ(満月)だったりします(村の寺院へ出向き、正装をしていつもより丁寧にお祈りする日)。

ただ観光に関係のあるホテルやカフェやレストラン、ショップなどは、年末年始はそれぞれが極力最低限の休暇になるようにシフトを組んでいるはずなので、お客様として遊びにくる分にはあまり変化は感じないと思います(たぶん)。

バリ島に暮らす人はローカルエリアのお店などが閉まるので、水を買い忘れて遠くまでいかなくてはならなかったりなどの、ちょっとした不便が発生することもあります。

一番わかりやすいのは、ドライバーやガイドですね。

予約がなければ当然田舎へ帰省してお祈りや親戚&友人づきあいをしますので、観光エリアのカバー力が薄くなると思います。流れのタクシーも例年よりは少なめかもしれません。

まだ年末年始のドライバーの予約をされていらっしゃらない方は、急いで確保しておきましょう。

ソカバリツアーはまだ空きありです!←これが言いたかった!

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沐浴で浄化

昨日の台風、屋根が飛んだり停電したり、思いの外被害が大きかったようですね。
日本人スタッフの故郷は四国なので、昨日はちょくちょく家族に連絡をしておりました。皆さんは被害など大丈夫でしたでしょうか。

関西空港の閉鎖もあり、バリ島やジャカルタへくる便はキャンセルになりましたら、他にも各国へ向かわれる予定だった方や、日本への旅行を計画していた外国人も足に大きな影響を受けているようです。

インドネシアもバリ島の隣のロンボク島では大地震の被害があったりと、なんだか世界中で様々な自然被害が起こっているように感じます。気をつけようがない場合もありますが、こんな時こそ自然に感謝して無理な生活や環境破壊につながる生活様式を見直してみようかなと考えます。

バリヒンズーでは大変なことが続いたり、悩みがなかなか解決しなかったり、あるいは何かの生活の変化をきっかけにして寺院でムルカット(沐浴)をすることがあります。満月の日は特に多いですね。清らかな水で心身を浄化する意味を持ちます。

こちらは定番のティルタエンプル寺院。

近くにあるスバトゥやスダマラも人気です。スダマラは日本の打たせ湯のよう。

肩こりに効きそうですが、まぁまぁ痛いです(笑)。

沐浴は着替えが必要です。興味のある方は、あらかじめお問い合わせくださいね。

 
 
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新祭壇の儀式

先日はプトゥ家にsanggahという、ごく一般的な祭壇をとりつけるための儀式がありました(以前のつづき)。

一般的とはいいつつも、毎日お祈りをする家の要ですから、気合いが入ります。実家からマンクー(僧侶)とプトゥの両親が、お供え物セットをもって泊まり込み。実はこの前段階で、数日前には仮の祭壇を取り外す際にも皆に来てもらいました。今回は「神様入りまーす」という儀式なので、満月の良日を選んでこの日に。兄弟も、忙しい合間にパラパラと尋ねて手伝いにきます。

お供え物のセッティングはマンクーの奥さんしかできないのでいうとおりに…というかほぼ任せきりで、徐に儀式が始まります。僧侶は鈴をチリンチリンさせながらマントラを唱え、

聖水が撒かれ、何度かお祈りをし、竹や何やら叩きながら家中を歩き、家のあちこちで聖なる椰子のジュースも撒かれ、生卵も割られ…(室内も)。

ひとつひとつに意味がありますが、バリ人もわかりません。多すぎるので質問するにもどこかれすれば…。

日本人からみたらちょっとしたホラーカルチャーショックですよね、後片付けどうするんじゃいっていう(笑)。でもある程度まではきれいにして帰ってくれます。

プトゥも日本が長かったので、祭壇を取り付ける事がこんなに大層なこととは想像していなかったらしく(一日で簡単な儀式が終わると思っていた)、バリ人だけど一瞬ひるんだようでした。

でも終わると晴れ晴れしい気分になるから、不思議です。

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お祈り場所

怒濤の10連勤が続いた後の、オフの日のプトゥ。

子どもの生後6か月(バリ暦)のお祝いを8月にひかえています。

それから自宅にあるこちら。毎日お祈りを捧げるところなのですが

裸にすると、こう。

仮の木を使っているんですね。
ここをちゃんとした石碑のお祈り場所にしないといけません。

仏壇みたいなものですが、バリヒンズーはご先祖様に加え、ペヌングーといって、この土地に宿る神様へもお祈りを捧げます。この2つを、家の前と後ろに分けます。

他にも室内の小さな木の神棚はありますが、この二つは家をもつなら最低限ちゃんとすべき祈り場所、のようです。

素材や大きさで価格はもちろんピンキリ。彫りや藁葺き屋根なんてものになると、ぐーんとお値段お高くなります。ウブドやデンパサールの家々ではとくに、お金がかかっているのがわかります。

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オフを過ごしています♪

本日はキリスト復活祭のイースターですね。

インドネシアに住んでいるとさまざまな宗教の祝日があるので、自然とヒンズー教以外の知識も入ってきます。イースターということは、欧米系のお客さまも自宅&教会で過ごす人が多いので、バリ島はオフシーズンです。

バリヒンズーではTumpek Landep(トゥンプッランドゥップ・鉄や金属の道具への感謝)とPurnama(プルナマ・満月)が重なりました。プトゥは車を点検に出してピカピカに磨き、久しぶりにヌガラへ戻って感謝とお祈りを捧げました。

全然話は関係ないですが、ヴィラやレストランなどのお庭でたまにみかけるこちら。

いつもどんな味のするフルーツだろう。。。と気になっていたんですが、全くもって食べられない、ただの鑑賞の木だそうです!

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ニュピのお客さま

バリ島新年ニュピを挟んで、お客さまを1週間にわたりご案内させていただきました♪
(ニュピに関してはこの記事やこの記事をどうぞ)

今回お客さまがご滞在されたのは、美しいトロピカルなウブドの森に癒されるカユマニスウブド。

画像は公式サイトより。

ティルタエンプル、グヌンカウィ、バトゥール、ウルンダヌブラタン、タナロット…さまざまなお寺を中心に、日程を分けてご案内。

こちらはウルンダヌ寺院。背後にある、湖に浮かぶような多重塔のメルが写真としては有名ですが、龍神様もなかなかおすすめ。
ニュピを挟んだ影響か、どこの寺院もお客さんは少なめでした。ティルタエンプルの湧き水は相変わらず美しかったです!

時には見晴らしのよいバリプリナでコーヒーを飲んだり、アシタバのカゴ製品をみにいったり。

変わり種ではタバナンにある、スバックミュージアムへ立ち寄りました。バリ島伝統の田園灌漑システムや、バリ島の農業に関わる展示から、伝統的な農業や暮らしについて学ぶことができます。

バリ島最大の遺跡、グヌンカウィにて。
長旅におつきあいさせていただき、ありがとうございました♪

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旬の果物と子どもの儀式

Selamat siang! ソカバリツアーです。ここ2週間ほどですが、雨の様子や頻度が変わってきた気がします。ずっと雨や曇りの日は少なくなり、天気のよいときは青い空や夕刻には美しいサンセット。今はオフシーズンですし、バリ島にくるにはいい季節になってきましたね!お好きな方にはドリアンも旬です♪

そういえば1月にいらっしゃったお客さまはドリアンが大好きで、あんまり美味しいので冷蔵庫で冷やして食べようとホテルに持ち込もうとしたら、断られたそうです(笑)。苦手なお客さんもいらっしゃいますからね、ホテルはアウトですー。

ドリアンの他にこちらのランブータンも甘酸っぱくて美味しいですよ♪私はこっちの方が好きです。

さて先日はプトゥの自宅にて、プトゥジュニアの小さな儀式がありました。

小さいといっても、お供え物の数は結構すごいです。さきほどのドリアンやランブータンなどの果物もお供えされます。

子どもの1ヶ月7日(バリ島のウク歴で42日目)の儀式だそう。これが終わると、産後3ヶ月にさらに大きな儀式がヌガラの実家で行われます。

儀式が無事に終わってうれしいプトゥ。

ここ2ヶ月ほぼはあまり積極的に仕事ができず、ナガやゲデ、その他の兄弟に案内を依頼していましたが、今からはプトゥもOKです!

学生さんの卒業旅行や春休みの旅も、是非ソカバリツアーにおたずねくださいね♪

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ガルンガンの日常

バリ人にとって日本のお盆のような「ガルンガン」は1年に平均して2回あります(バリ暦に従うので、毎年まちまち)天界からご先祖様が地上へ戻ってくるのですが、この準備がかなり大変。

男性陣はペンジョールを飾り、

朝早起きして、ソウルフードであるラワールを作ります。小さい頃からやっているの男性陣、包丁さばきはお手の物。ヌガラでは、ココナツメインの胃に優しいラワールクルンガーが名物です。

葉っぱに包まれたこちらはトゥムといい、小刻みにした豚や鶏の肉やレバー、独特のスパイスを組み合わせて蒸します。一般的なワルンではなかなか食べられるところがないのですが、これがすごーく美味しいんです!

女性陣はバンタンといって、神様に捧げる数々のお供え物を作ります。これが1種類に留まらず、半端ない量…。中に入れるものの向きとかもあって意外と細かい。田舎では出来る限り最初から手づくりし、3日ほど前から準備が始まります。

道端でよく見かけるお花のものは日常的に捧げるシンプルなチャナンで、バンタンは豪華版といったところでしょうか。

バリ人が祭事にお金のかかる理由はこのバンタンにあるといっても過言ではなく、皆数々ある祭事の工面に一苦労しています。祭事にお金がかかりすぎるからバリ人は成功したり、金持ちになれない、と嘆く人はバリ人にもいます。

でもこれがなくなると、バリ島はもはやバリではなくなる…。

南国リゾートのバリ島ですが、バリヒンズーの人々は今もこういった伝統や宗教行事をとても大切にしているため、現代的な生活とのバランスの取り方に難しさを感じることもあるようです。

ガルンガン当日は朝早くから正装し、自宅にある家寺、そして所有の土地や村のお寺をまわってお供え物を捧げ、お祈りをして回ります。1日に迎えたガルンガンは、11日のクニンガン(ご先祖様が天界に帰る日)まで続きます。

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