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クルンクン市場

クルンクンはバリ島東部にありますが、ウブドからは1時間ほどです。

スマラプラ宮殿と言われる王国の宮殿がありましたが、別名を「カルタゴサ」その昔は裁判所があり、裁判所の上の天井にはバリ島伝統絵画のひとつ、カマサンスタイルと言われる手法の絵画が見事に描かれています。奥の建物は博物館として様々な当時の暮らしについての歴史展示があり、庭園としても素晴らしく、敷地内を歩いていると時間がゆっくりと流れていて、それだけで癒される感覚があります。ボーッとするには最適。

カルタゴサの手前にはクルンクン市場。ここは現地の人々が正装で身につける生地や、お祈りに使われる道具が売られています。観光客も入ってお買いものできます。

バリ島観光本などでは「バティック」というろうけつ染めの布がよく出てきますが、実はそれはジャワ島から伝来したもの。プリントものも多く出回っています。ここに売られる「エンデック」や「グリンシン」「ソンケット」が本来のバリ島の伝統の織物工芸になります。

上がエンデック、下がグリンシン。

色鮮やかなバリ島の布たち。スンバ島のイカット(中央)や現代的なプリントのスレンダン(左)、絞りの手法を使ったものもあります。スレンダンはスカーフに使っても可愛いですね。スンバイカットは掛け軸にするとカッコいい☆最近はエンデック布に刺繍を施したものもトレンドのようです(右、紫の布)。

バリヒンズーの僧侶や高層が儀式に使う道具もいろいろ。

 
 
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バリ島の民族衣装

バリ人のおしゃれの場は洋服よりも民族衣装。男性の正装で最もきちんとしているのは「サファリ」という上着ありのスタイルです。通常お寺で見かける人は、白地のコットンシャツを着ている場合が多いと思います。もっとカジュアルな時はTシャツ。男性が頭に被るのは「ウダン」。

とってもおいしいラワールを作るプトゥのお父さん。

女性の場合も、お寺では上は白、袖は長袖または七分丈までが模範的とされています。実はもっと以前は黄色が清浄の色とされていたこともあり、困った時は黄色でもOK。お金のない人は何着も白いクバヤを持てませんし、はたまた逆に、いつでもどこでも色のあるクバヤでバッチリとキメる女性もいます。

腰に巻くのは「スレンダン」。スレンダンだけは、いかなるお祈り時にも必要です。

全身真っ白な方はマンクー(お坊さん)か、そのサポートをする奥様です。奥様自身がマンクーなことも。

ややカジュアルな儀式の時(お寺に行かない時)には上もカラフルになってきます。最近は忙しい人が増えた影響もあるのか、日本のロングスカートのようにさっと履くだけのものも出てきました。伝統からはやや外れますがいつの時代も変化は免れない。これなら着付けもなく、日本人も気楽にクバヤセット買えますね♪

大学の卒業式や知り合い親族の結婚式になると、肩や胸の空き具合も広がったり、レース度が増したり。髪型もメイクもどんどんキラキラになっていきます。バリの女性はパステルより原色、清楚よりもセクシースタイルが好きだな〜と思います。下に着る「カマン」という布は、バティックとエンデックの2種類が主流です。

結婚式やポトンギギ(歯削りの儀式)の場合、金色があちこちに散りばめられたり、手織りの高級布が使われたりして最も豪華。

ナガさんの長男はイケメン高校生。

寺院での踊り子たちの衣装含め、これらも、きちんとした宗教上の正装なんです。

儀式のはじまりの少女たちの舞「ルジャン」

…とはいっても、もっとずっと昔は男性も女性も上半身裸でした。布も今よりシンプルなものが多かったのですが、発展に従って王族のような正装を、一般の人たちも身につけるようになったのが今の流れのようですね。

観光でいらっしゃるお客さまにうるさく言うことはありませんが、お葬式の時はダークめの上下など、実は結構いろいろとTPOのある、奥の深いバリ人の民族衣装のお話でした。
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